読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ソムタムのブログ

ベトナムやタイ、子育て、仕事観などについて語るブログです。

東京発ホーチミン行のJALでオーバーブッキングに遭遇した時の話!ボランティアに名乗り出ておこづかいをゲットしよう!

国際線の飛行機で「オーバーブッキング」に遭遇したことはありますか?

 

オーバーブッキングとは、航空会社がキャンセルを見越して、実際の座席数よりも多くの予約を受け付けた結果、座席が足りなくなってしまう状況を指します。予約数が座席数を上回ってしまうオーバーブッキングは、出発の数日前や直前などに判明します。

 

どうしてオーバーブッキングが発生するのでしょうか。

考えられるケースとしては、

①飛行機会社が予約管理に失敗し、座席数を上回る予約を取ってしまった。

②台風などの天候が原因で欠航があり、予約が特定の便に集中してしまった。

③ビジネスマンの利用が多い路線であるため、予約の変更やキャンセルが発生しやすい。

などがありそうです。

 

①予約管理の失敗

これは航空会社の責任ですので、どうしようもないですね。

②台風などで欠航が発生

このケースは人知を越えているので、どうしようもありません。

③ビジネス需要の高い路線

これはどういうことでしょうか。一般的に、旅行客が集まりやすい観光地への便は団体客を中心に予約が入っているため、テロなどの不測事態が起こらない限りはキャンセルはあまり発生しません。ところが、会社都合で動いているビジネスマンは時々の状況によって予約の変更やキャンセルを行います。

航空会社にとって予約の変更やキャンセルが発生しやすい便とは、すなわち空席リスクが高いということです。空の座席を抱えたまま飛行機を飛ばしてしまうと、無料で空気を運んでいるのと一緒です。航空会社は実際の座席数を承知していながら、一定のキャンセルを見込んであえて多くの予約を受け付けることで、空席リスクを回避しているのです。

 

さて、こうした諸々の理由で発生するオーバーブッキング。当然、このままで行くと、ちゃんと予約したにも関わらず搭乗できない人たちが出てくることになります。

そうした時、航空会社は何としても席を譲ってくれる人を探すことになります。それがいわゆる「ボランティア」で、係員がチェックインカウンターなどで「座席を譲ってくれる人を募集しています!」と呼び掛けるのです。

 

私が搭乗予定だったのは、成田空港発ホーチミン行の日本航空JAL)です。当時はベトナムホーチミンに住んでおり、一時帰国していた東京から戻る途中でオーバーブッキングに遭遇しました。予約していたフライトは以下の通りです。

 

JL759便 成田(17:50)→ホーチミン(22:25)

 

一眼レフを趣味にしている私はこの日、いつもより早めに空港に到着、チェックインして手荷物を預け、展望デッキで飛行機を撮影する予定でした。

チェックインカウンターにたどり着いたのは13時半ぐらいでした。通常、国際線は2時間前にチェックインすればよいとされていますので、相当早い到着でした。JL759便のチェックインカウンターはもしかするとまだ開いていないのではないか?と心配しながら近づいていくと、何となく様子がおかしい。係の人から「どちらの便に搭乗予定ですか?」と聞かれたので、搭乗する便を伝えるとともに、eチケットとパスポートを差し出します。

すると、「この便は満席の予定です。もしお急ぎでないようでしたら、他の方に座席を譲っていただけませんでしょうか。ご協力いただければ…」との申し出が係の人からあったのです。初めての経験なので最初はよく分からなかったのですが、話をさらに聞くと、「予約していた便は(オーバーブッキングで)座席がないので、別の便(別航空会社の別の便)に振り替えてくれませんか?協力いただければ謝礼をお渡しします」という内容でした。具体的な協力内容と謝礼は以下の通りです。

 

<協力内容>

①JL759便は今のところ満席予定なので、このままチェックインせずに空港内で待機する。

②15:50(出発予定時刻の2時間前)まで満席状況であれば、19:00発のベトナム航空VN303便に振り替える。

③ただし、15:50までにキャンセルが出て座席に余裕ができれば、予定通りJL759便に搭乗する。

 

<協力報酬>

①現金20,000円をお渡し(VN303便への振り替えが決定したら)

②空港内で使えるミールクーポン1,500分(振り替え決定までの待機時間に使うため)

 

私としては、日系の航空会社に特別なこだわりはなく、ベトナム航空でも全く構わなかった。出発が遅くなりホーチミン着が深夜になってしまっても、現地の自宅に空港からタクシーで帰るだけだし、格別急ぐ理由もなかった。何より、飛行機を振り返るだけで協力報酬として現金20,000円もらえるのはとても魅力的。こうした理由から、協力の申し出を快く受けることにしました。

ミールクーポンを使いながら時間を潰し、15:50にチェックインカウンターへ戻ってみると、やはりJL759便は満席のまま。その場でVN303便への振り替え手続きをして、現金20,000円を受け取りました。その後、ベトナム航空のチェックインカウンターへ向かい、19:00発の便でホーチミンに戻りました。

 

以上のように、オーバーブッキングのボランティアに協力した結果、おこづかい20,000円をゲットできました。しかし、デメリットというわけではないですが、VN303便への振り替え決定を15:50まで待たなければならなかったのは結構しんどかったです。

17:50発のJL759便になるのか、それとも19:00発のVN303便になるのかソワソワしながら、ミールクーポンで食事をしたり、飛行機を撮影したりして時間を潰すことになりました。

また、JALの国際線チェックインカウンターは第2ターミナルにありますが、ベトナム航空は第1ターミナルです。さんざん待った上に、キャリーバックを引きずって第1ターミナルに向かうのはなんだかみじめでした。

 

ちなみに、このオーバーブッキングでのボランティアですが、デルタ航空ユナイテッド航空などのアメリカ系の航空会社で遭遇しやすいようです。

また、協力報酬もオーバーブッキングの状況次第でさまざまあり、現金(20,000~100,000円)やマイレージ(数千~数万マイル)、空港近くのホテル(翌日以降の便へ振り替えた場合)、エコノミークラスからビジネスクラスへアップグレードなどのケースがあるようです。振替便の出発が数時間後〜翌日、出発時間が刻々と近づいているにもかかわらずボランティアがなかなか集まらないなど、航空会社として窮地の状況になればなるほど協力報酬も釣り上がる傾向にあります。需要と供給のバランスですので、当然です。私も交渉によっては20,000円以上の特典があったのでしょうか。。。

 

今回の私の経験を改めて振り返ってみると、以下のように行動するとボランティアになれる可能性が高まりそうです。

 

①空港には早めに到着する

ボランティアの募集があったとしても、大部分の人が「こちらも予定があるのだから、このまま予約した便に乗りたい」としてチェックインしていくと思います。しかし、私みたいな一部の人間は、「出発が1時間ちょっとぐらい遅くなったとしても、何ら構わない。むしろ、協力金がもらえるならお得だ」として快く協力を引き受けることでしょう。

タイやベトナムなど東南アジア方面への国際線に搭乗する人で、「土日祝日の夕方」などビジネスマンがよく乗りそうな時間帯で航空券を予約している人は、早めに空港へ向かってはいかがでしょうか。

②募集を知ったら、早めに名乗り出る

ボランティアは空港のチェックインカウンターなどで、係員のアナウンスや張り紙、掲示板を通じて募集しているようです。先着順となりますので、募集を知ったら、出来るだけ早めに名乗り出るのが肝心と言えそうです。

 

以上、オーバーブッキングでおこづかいをゲットする話でした。かなりお得なボランティアになりますので、早め早めの行動を心がけることで、オーバーブッキングへの遭遇率を高め、おいしい特典を手にしましょう。